「日光金谷ホテル」百年ライスカレー

フード

100年のマイルドさお肉の柔らかさは別格です。

日光の金谷ホテルの二階にあるレストラン。ランチといえばカレーライス、いや「ライスカレー」が有名です。

フロントを入り左側の階段を上がるとレストランですが、歴史のある格式高いホテルですから、せっかくですから館内を少し見てみましょう。

館内を拝観

流石に来訪者は歴史的に名だたる方々が多く、ヘレン・ケラー、アインシュタイン、そして私の好きな建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)も1905年4月23日に滞在したようです。

金谷正生氏(後鬼怒川温泉ホテル初代館主)は、帝国ホテル新館(ロイド館)が落成し、1922年7月1日より開業したが、その時の副支配人として就任し、翌年4月に開業支援の任を終えたらしいです。

フランク・ロイド・ライトは、帝国ホテル建築でお金でかなり揉めたはずなのに、落成式に出席してるらしいからおかしな話ですね。因みに金谷ホテルを設計したのは久米権九郎氏で、軽井沢の万平ホテル本館も同氏が手掛けてます。

一階の奥にあるバーは、ライティングも控え目で、バーカウンター裏が写真の通り。ゆっくり落ち着けそうなバーです。

レストラン

それでは、いよいよ二階レストランに上がります。

入口左側にはメニューがあります。

レストランは歴史的な建築物が多いらしく、奥のパーティー会場の天井が実に素晴らしいです。

東照宮の横だから三猿の彫刻もあります。

三猿はホテルブランドのビールの絵柄になってます。

いざライスカレー実食へ

さて、コース料理は別として、カレーに関しては「ランチ」と「軽食」があります。

「ランチ」は4,500円で、ビーフカレーにサラダ、デザート、コーヒーが付いてるのでお得です。

「軽食」は、百年ライスカレーが

・ビーフ(2,800円)
・チキン(2,600円)
・鴨(2,600円)

600円追加でポタージュスープが付けられます。

「ランチ」と「軽食」のビーフカレーの違いを聞いたところ、ランチのビーフカレーの牛肉は軽食とは違い、低温調理の「とちぎ霜降高原牛肉」らしいです。

今回はあまりゆっくりできないので、ビーフカレーとチキンカレーにスープを付けて一人3,300円でした。

まずはジャガイモなど野菜のボタージュスープがカップで出てきました。

美味しかったのですが、昨日中禅寺湖でいただいた白菜が入ったポタージュスープが絶品だったので、少し期待し過ぎでした。

次にスライスされたアーモンドがトッピングされたご飯です。

そしてカレーソース。まずビーフカレーですが、緩くもなく、コッテリでもなく、辛さも控え目で優しいカレー。お肉はしっかり形が残っていますが、筋もなく、固くもなく、脂身も少ないが柔らかいお肉でライスとのバランスは最高でした。

チキンカレーもお肉が溶けるように柔らかく、ビーフカレーよりも辛くなく、味はビーフカレーの方が少し濃かったです。

薬味は福神漬けのキザミとらっきょう。
普段はらっきょうに手を付けないのですが、酸っぱ過ぎず、美味しかったです。

ビーフ、チキンともにさすがの味。100年のマイルドなカレーでした。

やはり、ついついビーフとチキンを連れて帰ってしまいました。
またいつの日か、思い出しながら高級なレトルトカレーを食べることにします。

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