日本最大の魚河岸だった築地場外にあるカレー
最近の築地場外は、魚市場が豊洲に移転してだいぶ変わりました。将来的にはアメ横のようになるのか、はたまた秋葉原のようになるのか。今回は築地場外にあるカレー屋さんを訪ねてみました。
まずは大通りから入ると、テリー伊藤の実家の玉子焼き屋「丸武」が目に入ります。二本目を左に入ると、すしざんまい やら、色々なお店が見えてきますが、一階がお茶やコーヒーのお店「幸修園」がある建物の二階に、この「東印度カレー商会」はあるようです。
建物の左側にある階段がそれらしき入口です。今回はお店までの紹介も色々あり、写真が多きなってます。
階段にサインが無ければ事務所の階段かと思います。階段を上がると、間違った場所かと思うくらい、飲食店の雰囲気が全く無く、市場関係の事務所が並ぶ廊下です。
その廊下を、右に曲がり、左に曲り。奥に進むと、いきなりお店が見えてきます。
店内に入ると時間が早く一番乗りでした。厨房は一人で準備してるようです。
まずは、メニューとお水が出されますが、要するに「上々豚カレー」「まぐろカツカレー」か。それに「普通」か「辛口」かの組み合わせです。築地だからやはりマグロ。そして辛口で、”スパイシーまぐろカツカレー”1,350円 となるわけです。
右から、梅干し、福神漬、きゅうり、あーさい。お恥ずかしながら「あーさい」って知りませんでした。芽キャベツのように、タカナの”わき芽”らしいのですが、アボガドを固めにした感じなのか、面白い食感でした。
そして、いよいよカレーが平皿に盛られて出てきました。ご飯がドーン・ドーンと間にマグロの串カツ。玉ねぎが皮ごと1/4。ジャガイモも1/4。大胆に入ってます。後ろに福神漬とあーさいをちょっと乘せてみました。見た感じは、ご飯が目立って、カレーのバランスが少し心配でしたが、美味しそうなのでとにかく食べてみます。
カレーソースの印象ですが、サラサラ系の液体カレー。フルーツの甘み、酸味が効いている中で、カレーがサラサラなので、辛口のスパイシーさが軽やかでスッキリ。印象に残る味です。
そして、まぐろの串カツですが、こちらもサラッとした衣加減で、中のマグロはホロホロの柔らかさ。やはり築地だからでしょうか。魚臭さも目立たず、カレーと混ぜてもサラサラなカレーなので相性も良しです。
一方、ご飯一山食べる頃にはカレーの海がかなり干上がり、カレーの追加は幾らなんだろうとメニューをふと見ると
何と、カレールゥーはおかわり無料じゃないですか！ご飯おかわり無料はあってもカレーソースの無料は初めてです。これは本当に嬉しいサービスです。
カレーソースおかわりを頼むと、雪平鍋ごと持ってきて、オタマでルーを追加してもらいました。カレーの海が再び広がり、いや、最初より海は面積も広がり大満足です。おかげで思いっきりカレーを堪能できました。
食べ終わる頃に、お店の方が出すのを忘れてたと、ぐい呑でラッシーを出してくれました。最後にグイッと頂き終了。お店の方と会話をする中で、何カレーかと訪ねたら、「多分欧風カレーでは？」と返ってきたが、明らかに店名が違いますよね（笑）それはさておき、次回は是非豚カレーにトライしたいです。
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