雨で南伊豆キャンプが中止になり、自家栽培の野菜を使って調理するプチ・デイキャンプに行き、ストームクッカーSとグルメフライパンを試してきました。
ラタトゥイユの作り方
ラタトゥイユの材料は、玉ねぎ半分、ナス1、ズッキーニ1、トマト適量 で、イタリアンパセリは省略します。
まずは、玉ねぎを切り、グルメフライパンを使って炒めます。玉ねぎは時間かけてゆっくり炒めます。
玉ねぎはストームクッカーのクッカー大に移します。ズッキーニとナスを切って炒めます。
具材がフライパンの大きさ(面積)より多すぎます。特にズッキーニは面をしっかり焼きたいです。
最後にトマトです。大雨の後でトマトの皮がけっこう割れてしまいました。
プチトマトが多いので皮が固く、事前に潰してから炒めます。
クッカーに玉ねぎ、ズッキーニ、ナス、トマトを移して煮込んで調理は終了です。
フライパンでの分割調理だったので、かなり時間がかかりました。
ストームクッカーSとグルメフライパンを使ってみて
今回は取れた野菜の量が多く、ストームクッカーSなクッカーでギリギリな量。やはり一人分がちょうどよいクッカーです。とはいえ、量が多くても、煮込み課程はとろ火でクッカー側面も全体に熱が入るので、いい感じでした。
フライパンに関しては、深さも良く一人分なら問題ないです。折り曲げ式のグリップも素手で持てましたし、無理にスタックしなくても。
ストームクッカーでフライパンを使う場合、アルコールストーブから距離があるので全開となり燃費が悪くなります。これはストームクッカーLの方がより影響を受けます。
特にフライパンを使う場合は他のゴトクに乗せてアルコールストーブとの距離を近くする方が効率的で、ストームクッカーはクッカーを使うことで効率的な調理ができる構造なのでしょう。
アルコールストーブ用ゴトク T3
今回は使いませんでしたが Trangia T3 は、アルコールストーブも純正ガスバーナーも使えます。
この状態だと、小枝とかのネイチャーストーブとしても使えそう。
トランギアのアルコールストーブ用ゴトクは、日本オリジナル製品のトライアングルグリッド TR-302が出ており、場所も取らずデザインもいい。風がなければ問題なさそうですが、純正ガスバーナーは使えません。
ただ、この手であれば、100均でもいくつかアルスト用ゴトクがあるので、デザインを気にしなければそれでも十分。
本家からは、TR-281というゴトクが出てますが、どうでしょうか。
アルコールストーブに執着するならツインアルストが効率的だが、風がない中フライパン料理を手早くなら、SOTOのST-310とか最近出たST-340とCB缶など、ガスバーナーの方が手っ取り早い。
料理を仕上げて食べる
少し煮込み過ぎましたが、実はガーリックも塩コショウも忘れたので家に持ち帰り、手を加えて冷ました後、冷蔵庫で冷やしました。味も落ち着き冷えたラタトゥイユ。クーラーの効いた部屋で白ワインと最高です。
今回はラタトゥイユにしましたが、ワインビネガーは入れませんでした。
これにターメリック、クミン、コリアンダーを加えれれば「夏野菜のスパイスカレー」に。既に数日経ちましたが、最後の残りをスパイスカレーにしてみました。調理してるとスパイスの香りがたまりません。
ちょっとですが盛り付けてみました。
この他、ホールトマトを合わせて、イワシやサバ缶を入れれば「夏野菜とイワシのパスタ」など、バリエーションは色々。
今回フライパンは直径20cmでしたが、深さは大丈夫でしたが、面積的には少し厳しく、携帯性を無視すればもう少し大きなフライパンがあると嬉しい。ただストームクッカーSスタックのコンセプトではないので、このあたりで。
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