先日買ったエバニューのアルミパン。キャンプでパスタを作るために探し求めていたと言っても過言ではない? ようやく涼しくなってきたので、筑波山にある少し標高が高いキャンプサイトにやってきました。
空もいい感じの夕暮れになってきたので火の準備にとりかかります。
今日は時間もなく、楽したいので、ファイヤースタータードラゴン着火剤投入。よく燃える。
さて、本格的パスタを作るための「鍋とフライパン」は揃いましたが、火力は準備不足でした。手早くやるにはアルストではタイミングが難しそう。
今回のメニューは、パスタ世界一の弓削啓太さんのレシピに挑戦しました。
まず、基本はパスタ茹で汁があることが前提だが、そんなものは作ってからじゃないとできない。ただパスタは途中で茹でるからお湯は必要。
その他に、きのこを炒めながら水分を飛ばしていきながら、別の鍋でポイントとなる「なめこ」を炒めてベースを作らなければならない。となると火力が3つ必要だけど無理なので
1)キノコを炒める 2)なめこのベースを作りながら 3)パスタを茹でる 4)パスタをクリームソースと絡めながら味を整える。
という段取りで進める。
極小ガスバーナーと焚火を組み合わせて調理を行うことにしましたが、調理しながら焚火の火力調整で薪を追加したり、火吹きしたり、焚火の技術も加わり非常にテクニカルな調理でした。
まず下ごしらえですが、ここでいきなり痛恨のミス。薄切りハーフベーコンを入れ忘れてしまいました。出来上がってか食べてるときに気が付きました。
いよいよ調理開始で、きのこを炒めます。こちらはロゴスの「FDオーブンフライパン」を使います。熾火もいい感じに見えますが火力はもう少し必要です。
さらに炒めますが、なかなか水分が飛んでカラカラな状態になりません。
時間もあるので、こちらはある程度で一旦終りにし、メインのなめこに移ります。その前に、焚火側でパスタを茹でる鍋のお湯を沸かします。こちらはトランギアのビリーコッヘル4.5L を使います。
ビリーコッヘル4.5Lは、トランギア製品で一番大きな調理器具。いいところはアルミで軽量。問題点は、軽いので風が強い日だと中身が少ないと飛んでしまうので要注意。パスタを茹でるなら水で重くなり問題ありません。
極小ガスバーナーなので鍋を置いた際の安定感はありません。
エバニューのアルミパンですが、やはり問題は鍋の取っ手が手を離すと落ちてしまう事です。パンがバーナーから落ちそうな時、手袋を装着していれば左手でそのまま鍋を掴んだり、瞬間的な対応は出来ますが、素手だと火傷するので取っ手がないと無理です。危ないので是非改善して欲しい点です。
調理ですが、ある程度なめこのヌメリが焦げに変わってきたら、白ワインを入れ、木べらで鍋底のこげをソゲ落とします。
引き続き水分を飛ばしますが、パスタを茹でる時間の関係もあり、まだ少し早いですが牛乳を入れて煮立てます。
炒めながら早目に茹でたパスタを入れてクリームソースと絡めていきます。塩加減など茹で汁を入れながら調整します。
こってりさを出すために、粉チーズを入れてさらに仕上げていきます。
下手ですが盛り付けて出来上がり。ベーコンが無いので味のインパクトに欠けますが、まあ美味しかった。「ポルチーニ茸に勝るとも劣らない」とはいきませんでしたが。ナメコはしっかりヌメリが無くなるまで底に貼り付けないとナメコ感が残ります。次はナメコと好きな食感のキノコのパスタやっでみようと思います。
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