エバニューのULクッカーを中心にどんな組み合わせができるのか。一般的にはTi 570、バックカントリーというのがエバニューの組み合わせですが、今回興味があって購入したタッパーの蓋付き 「Ti Storage Pot 560」を敢えて使い、ミニトランギアと組み合わせる事ができるか検証してみます。
まず結論からですが、Ti560はタッパーの蓋をした状態でミニトランギアに収納できます(トランギアのミニハンドルは入りませんが)。
という事は、Ti560の中をどうアレンジするのかです。
まずはエバニューのULクッカーセット Ti 400 NH / Ti Demitasse 220 NH or GubiGubi のセットに、マルチディッシュの基本セット。フタはロックする構造ではないので何らかの固定が必要。セリアのシリコンバンドが良さそう。
中には0.3mmの T0.3 TriveTi ゴトクと風防はピッタリ入ります入ります。これだけでもお湯沸かしてコーヒー飲むくらいはできます。
実際にエバニューのアルストと組み合わせると、風防がいい感じです。この風防は、説明書を見るとよく考えられてます。早く試したいです。
問題はこの中に、Nabetsukamiを入れるか?
アルストを入れるかです。
アルストを入れると、どうしてもNabetsukamiがはみ出ます。
次にTi560への収納ですが、Ti 400 NH のフタとなる、マルチディッシュ mulTiDISH をフタをした状態だと、Ti560のフタにあたり収納できません。
Ti560に収納するには、マルチディッシュをTi560の底に敷き、その上にTi 400NH。
そして、Ti560のフタをするとピッタリ入ります。わかりにくいですが、フタの内側に段差がありTi400が中央に固定されて、ガタつかない設計になってるのが素晴らしい。そう計算されて設計されてるならシンデレラフィットとは言えませんが。
エバニューからは、Ti250 Cup NH という製品もあり、Ti400とTi Demitasse 220 の間にスタック可能です。通常のカップより高さを15mm前後低いのでディップ用のソースパンとして使えるようです。
では早速試してみます。カップヌードル二つのお湯沸かしです。エバニューのアルストの下にプレート。上に0.3mmのゴトク、風防、Ti560 を使います。一回ではカップヌードル2杯分のお湯は足りないので、沸騰したら一つ作り、途中で水を追加して再びお湯を沸かします。
Ti560はクッカーというよりも、そのまま温めるという事を前提に設計された容器なので、火にかける際のフタが無い。ミニトランギアがあれば、そのフタを使うなど、ワンサイズ上のクッカーのフタ併用が必要となります。
結果からアルストの一番上のラインまでアルコールを入れて何とか間に合いました。問題はお湯が多いと、注ぐ時に結構溢れたので、その対策は必要。Ti570だと注ぎ口があるので大丈夫かもしれません。
お気に入りの「白菜と豚バラ肉のミルフィーユ」を家で仕込んで行けば(ソフトクーラーに入れて)、薪ストーブにポン置きするだけ。仕込み用(残りの持ち帰り用)にも、収納用にも使えるので、もう一つあってもいいかも。
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