二日目です。前日夜は時折雨が降りましたが、明け方にかけては放射冷却なのか、冷え込みました。日の出時間が05:50分ということですが何となくテントの外は天気な感じ。
もしやと思ってテントを開けると
おおお、正面には富士山!
ちなみにテントは結露が霜になった感じでした。
日の出時間は過ぎても、富士山から太陽が出るまで時間がかかります。寒いので薪ストーブを付け、テントの中から富士山を眺めます。
日の出時間から30分少し前でしょうか。太陽が出てきました。
やはりこれが求めていた富士山の日の出。明るい。そして暖かい。しばらくこの光景に感動。朝の時間だからこそ雲一つない絶景でした。
一段落したところで、ストーブの火も出来上がり、朝食の準備にうつります。
朝霧高原ポークのソーセージを暖めます。トランギア ストームクッカーL の ソテーパン ハイモデルで調理。ケトルもトランギア。このタイプの蓋のツマミが気に入ってます。
この日は快晴。飛行機雲も鮮明です。
そういえば池があったので、逆さ富士を狙ってみました。
やはり絵になる。
外は快晴で非常に暖かいので、富士山を見ながら焚火に切り替えます。
そこで今回試したかったアイテムの一つが、セリアの火おこし器です。最近は店舗にあまり置かれてないようです。
まず火種になり安定するチャーコールを5個くらい入れてみました。少し時間はかかりますが、確実に火は起こせます。薪だと大きすぎて倒れてしまい、火がついたとしても、一本だと焚火台に移すと熱を持って行かれるので、3本くらいないと消えてしまいそうです。やはり地道に細いものから順々に。
焚き火が落ち着いたところで、今回どうしてもやりたかった料理、焚火でチャーハンです。
キャンプ用に買った30cmの中華鍋が久しぶりに登場。厚さも1.2mmと厚いので重いです。
何故か上に鍋を乗せたほうが火が安定します。横風があるからでしょうか。
鍋を振るのは厳しいです。極力ご飯を広げてパラパラになるよう努力してます。焦って玉子を入れるのが早すぎました。
とはいえ、何となくいい感じに。仕上げにレタスが入ります。
いびつながら盛り付けました。今回はトランギアのアルミプレートを忘れてしまい、薪ストーブでも不便でした。
そこで、槇塚鉄工所のフライパンが皿代わりに活躍してました。肝心なチャーハンですが、見た目とは異なり意外や意外。パラパラになったご飯で、大変美味しく出来上がりました。
このあと、洗い物を済ませ、車で買い出しとお風呂に行きました。ふもとっぱら にも風呂はあるのですが、今回はシャワーのみでした。
風呂上がりでスッキリ。この日は一日中富士山が見えてます。
富士山を正面に、ふもとっぱらビールで乾杯!
遠くからではわかりませんが、富士山山頂をズームしてみると、物凄い雪渓というか、うねりが凄い。
気が付くと日没。日中は半袖でいられるくらい暖かい一日でした。
暗くなっても富士山。キャンパーの明かりが好きです。
そろそろ夕飯の支度ですが、薪ストーブがなかなか燃えず煙が逆流? もしやと思い煙突を抜いてスパークアレスターを見ると、完全に目詰まりしてます。パイプ煙突なので簡単に抜けましたが、薪の燃え方も今一つだったので、それがさらにタール等を増やす悪循環だったのでしょう。
またポモリーのT-Brickのサイドを両面ガラスにしたことも影響したか。本来片面は二次燃焼を促進するチタンパネルなので、燃焼を取るか、明るさを取るか、トレードオフなのでしょう。やはり煙突の掃除と事前確認は大切です。
この日の夕食は、昨年夏のキャンプで起きた「ブイヤベースの悲劇」のリベンジと決めてきました。
ブイヤベースと残りで食べるスープパスタは最高な贅沢。薪ストーブの上で煮込んだスープをシェラカップで食べながら、美味しい冷えたワインを飲んで。前回のリベンジも果たせ、最高なキャンプ最終日の晩餐となりました。
食べるのに夢中で写真は撮れませんでした。
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