スクーターでソロキャンプ(キャンプ道具の見直しで軽量化)

アウトドア

スクーターでソロキャンプの荷物の軽量化を数値化し検討してみました。スタイルを決めれば前回の半分も見えてきます。

まずは、テント泊かタープ泊かです。

タープは、タープ自体が軽くてもボールとロープが必要で結構重くなります。張る形にもよりますが、ロープで吊るしたとしても、キャノピーを作るなら、テントもタープもポールが2本必要になります。キャンプ地次第でロープが使えないケースも想定すると、タープ一式になるとポールが増え、テントの2,281g(フラップ無し)に対して、3X3のタープ(ペグ6 ,ロープ4)1,200gの場合でも 4,534gとなり2-3Kg重くなる可能性があります。

そこでテント泊の場合でも、軽量薄型のフライ兼となり得るタープがあるのか調べてみました。

DDタープの「Super Light Tarp S」だと 280cm x 150cmでタープ本体は240gと軽量ですが、テント使いは難しそう。Super Lightの300cm x 290cm だと490g。普通のDD 300cm x 300cm は790g。DDタープPROだと875g。但しペグやロープの重量は含まれてません。スーパーライトが軽そうだが、タープだけだと大きな軽量化の効果は得られなそうです。

ポールに関しては、メインポールとして使うのであれば、Max. 180cmですが「フィールドアのカーボン」しかないと思います。

48cmから180cmまで対応で、一本あたり200g。価格もカーボンにしてはリーズナブル。欲を言えばあと10cm欲しかった。

サブポールであれば強度も気にならないので、収納幅が33cmくらいで超軽量なものを探してみました。

少し重いが丈夫で収納幅をとらない製品は、スノーピークの2本セット。φ14.5mmパイプ(5本継)、125cm。2本セットで400g程度。

オガワのポールは軽量だが、サイズが微妙。110cmポールは、φ9.5mmパイプ(33cm x 4本継)で80gと超軽量。

130cm もあるが、φ12.8mmパイプ(48cm x 3本継)で140gとこれも軽いが収納幅が長い。

フィールドアのパップテントを基準に考えると、TOPが130cmでロースタイルチェアで頭部の余裕が丁度なので、110cmではチェアに座ると高さが厳しい。どうやら手持ちのノーブランド 125cm(φ11mm 45cm収納)115g x 2本がベストのようです。

テントは持ってるニッピンがかなり古いが、しっかりした作りで設営も早く、大変気に入ってます。ただネットを見ていると色々欲しくなりますが、そんな中でも気になったのが「3F UL GEAR Lanshan 1」。

自立式ではないがインナーがメッシュで夏に良さそう。フライは15Dのシリコンナイロンにポリウレタン防水加工で、耐水圧は6000mm 。サイズは 230(270) x 100 x 125と一人用でも長さはありコットも入りそうです。但し、このタイプは空間が狭く圧迫感はあり中で過ごすのではなく、寝るためのシェルターになります。ペグ・ロープ・ポールは含まず 760g。125cmという高さも 115gの軽量ポールがピッタリです。

今後の参考ということにしましたが、ツーリングテントがよく考えられてる事がわかりました。

ということで、主要なアイテムを吟味した結果、現在持っている道具による軽量化したスクーターキャンプ仕様は以下です。

・ニッピンテント1,617g + フライ 388g + シート 276g = 2,281g(タープなし)
・3mm 15M ガイロープ 1 100g
・カリンシア ディフェンス1 1,050g
・コクーン コットンフランネル 530g
・サーマレスト プロライト4L 934g
・テーブル SOTOフィールドホッパー 412g
・チェア 1,200g
・ランタン 85g x 2 = 170g + 520g = 690g
・パラフィンオイル+ボトル350ml 374g
・ニンジャソロ 400g
・テオゴニアトング 400g
・DOD 網 307g
・メスティンM+L 418g
・SOTO ST310 370g +CB缶 217g = 587g
・バトニングナイフ 242g
・Boundless Voyage チタンボトル 750ml 135g
・スノーピーク(ナイフ、スプーン、フォーク)54g
・Boundless Voyage チタンペグ 20cm x 4 153g
・Boundless Voyage チタンペグ 25cm x 6 338g

タープ、コット、アルミテーブル、ストームクッカーを諦めメスティンM+LとCBガス系だけにして軽量化。一方、焚き火となるとUCOの焚火台は譲ってもテオゴニアのトングは手放せない。ヒュアハンドのランプも雰囲気的に外せない。

色々見直した結果、総重量9,891g。前回の積載は19,439g。この他にもやカトラリーやら食料、水など色々あるので、まずは10kgを目標にしてみました。

タープを諦めニッピンのテントにした理由は、設営が楽なのと夏場の虫対策です。となるとLサイズのコットをテントの中に入れるのは無理そうなので、必然的にマットになりました。

もし何か追加するならアルミテーブル。 重量的に 900g(袋込み計測値893g) です。テーブルは椅子でリラックスする際の対となるアイテムなので、できれば欲しいです(写真左上)。テントが寝るだけならフィールドホッパー無しもありですが、両方がベター。

風に飛ばされないテント内なら「カスケードワイルド ウルトラライトテーブル」もいい。30.5Wcm x 20.3D x 8.3Hcm 重量 60g ですから。

また、どうしてもキャノピーが必要であれば、ノーブランドの 210 x 200 の軽量タープ 372g(黄緑色)と、写真 には写ってませんが、ノーブランドの3本継で125cmのポール2本(230g)を追加すればトータル 600g の追加です。炎天下や雨天ではあって困らないアイテムです。

また重量換算には入れてませんが、重要なアイテムのクーラーバッグが写ってます。(テーブル下の黒いバッグ)。これはユニクロの景品。中にはビール缶6本が丁度入る景品の保冷バッグがあります。

これにロックアイスを入れて閉じ、ユニクロに凍らせたペットボトルなどを入れれば完璧。翌朝まで氷は残りました。見た目より容量はあり、大きなペットボトルが楽々入る大きさです。

半分とはいかないまでも、かなり軽量化できました。スクーターの荷台を強化して、積載をしっかりすれば、安心してキャンプツーリングが楽しめそうです。

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