前回は、OneTigres TOWER-Mの設営をメインにレビューしましたが、今回は撤収について苦労した点などと、IGT テーブルでST-310と水切りバスケットをレビューします。
OneTigres TOWER-M の撤収
設営は慣れれば簡単で、ペグ打ち固定など含めなければ10分程度で張れますが、撤収は、結論から言って、結露次第だと思います。
最近、朝食もとらず朝早くに出発するケースが多く、外気が冷えてくるとテント内壁は結露が増えます。まずは室内を叩いて結露を落とすとともに、4カ所あるトビラを開けて換気します。シルナイロンのテントは避けられない事でしょう。

太陽が昇って日差しがあれば、乾きやすいと思いますが、朝早くだと木々に太陽が遮られ、太陽が当たらず乾き難いです。
旅立ちを急ぐ場合や、雨の撤収はどうしようもないので、とりあえず濡れたまま畳む事になります。
テントの収納手順
タワーMは、黒の支柱(メイン)が2本ずつ十字にクロス。入口の上で茶色の支柱(補強)が斜めにクロスしてるので、まず茶色の支柱を全て外します。
次に黒の支柱の上にクロスしている黒の支柱2本をはずすと、最初テントがラグビーボールのようになります。

次第にテントが倒れながら、中の空気が抜けていきます。
完全に倒れるとボールを膨らます前のような状態になります。まだ黒のポールはテントに付いてるので、テントの形が崩れないようにポールを取り外します。

形はいいのですが、結露は内側なので、このままだと乾く事はありません。とりあえずテントを畳み、家で乾かします。

内側に結露もなく、濡れてなければ、このまま畳んで収納バッグに入れれば終わるのですが、今回は地面が砂。濡れたテント、特にスカートの部分に砂が沢山付くので、払うだけ払い、とりあえず車にそのまま入れました。
今回は、せっかく購入した防水バッグを忘れましたが、雨の中での撤収や、「乾かすのは帰ってから」と割り切るなら、大きな防水のバッグがあると便利です。海や川の水遊びの後にも使えますね。
IKEAの大きな青いバッグのような袋でもいいと思います。
TOWER-M撤収のまとめ
デュオキャンプに最適なサイズのワンティグリス タワーM。薪ストーブは未使用ながら、テント内は快適そのもの。ポリコットン素材ではないのでしょうがないですが、結露は結構付きます。これまでテントを乾かす時間がなかったので、内側が濡れたまま持ち帰りましたが、現地で乾かせれば楽で助かります。
外側は確かシルナイロンなので、撥水するのか、乾いきが早いですが、内側はポリウレタンコーティングだからか、過去のナイロンテントと同じく、水滴は付きやすい感じがします。
今回は使い古したバスタオルを持参。撤収前にテントの内側をバスタオルで拭くと、かなり水分を吸収したので、効果はあるようです。
キャンピングムーン SOTO ST-310 IGT 天板
TOWER-M でのお籠りキャンプ。コット2台入れても中は広く、IGTテーブルを中心に楽しみが増えました。テーブルはキャンピングムーンの2UタイプでTOWER-Mの中では動きやすく、ジャストなサイズでした。

今回使用したのはスノーピークのフラットバーナーではなく、10年以上前から使ってるSOTOのCB缶用のST-310をIGTで使ってみました。
ST-310は構造上ゴトク部分はプレートからはみ出ます。また、CB 缶が横に付くので、コンロは片端に寄ります。

天板はより大きいST-340にも対応。ST-310を使った感じですが、いつもだと、テーブル面から高い位置にゴトクがあり、鍋などがゴトクのどの辺りに乗ってるのか分かりやすいが、IGT だとゴトクが沈んでるので、鍋がきちっと乗ってるのか不安で、ずり落ちないか気になりました。

また、火力調整ノブですが、IGTフレームに当たり、少し使いにくい感じがありましたが、慣れでしょう。
コンロが火力調整ノブ側に寄ってるので、鍋やフライパンを乗せると、コンロが見えず火加減が分かりにくく(直径が大きいと)感じました。
個人的には、普通のテーブルの上で、 必要時にサブ的に使った方が効率的だと思います。
deerest 水切りバスケット と Camping Moon まな板
IGTの中で、使ってみて非常に便利だと思ったのが、deerest の深型水切りバスケット。

片側コンロ、片側調理場というのが基本レイアウト。フラットバーナーだとコンロ不使用時はカバーを置き、水切りバスケットの上にまな板。コンロ使用時はコンロカバーかまな板がテーブル面になります。

深さも結構あり、IGTだから横も25cmくらいあるので、そこそこの食器は入ります。洗って乾かして、必要な食器をすぐ中から取り出せるので便利です。
まな板はキャンピングムーンの竹製。サイズも丁度良く、フタとしても便利に使ってます。

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